重複部品の削減、標準化の推進

・部品整理に類似形状検索を活用。

SS4Mを用いて、投入された全てのデータの形状を読み取り、形状を基にAIが自動的に分類を行います。

カンタンに「同一形状が他部品として存在している部品」や「似ている形状が複数ある部品」をピックアップすることが可能です。

 

・永続的なコスト削減

 

いままで別部品として設計製造していた重複部品を見つけ出し、標準化することで多くの製造コスト、管理維持コストを削減できます。

 

・すぐにはじめられる独立した設

SS4Mは、PDM/PLMやCADシステムとの依存関係はありません。3D CADファイルさえ準備すれば、自動で類似形状検索データベースを構築し、形状による分類がすぐに実現します。

 

重複部品の削減、標準化の推進

(1) 部品整理に類似形状検索を活用。

  SS4Mを用いて、投入された全てのデータの形状を読み取り、形状を基にAIが自動的に分類を行います。

  カンタンに「同一形状が他部品として存在している部品」や「似ている形状が複数ある部品」をピックアップすることが可能です。

 

 

(2) 重複部品数=再利用の機会を逃した回数

  

 

(2) 永続的なコスト削減

  いままで別部品として設計製造していた重複部品を見つけ出し、標準化することで多くの製造コスト、管理維持コストを削減できます。

 

 

(3) 10種類以上の3D CADデータに対応

様々な3D CADファイルから類似形状検索データベースを作成することができます。3D CADファイルさえ準備すればよく、PDM/PLM、CADシステムなどは必要としません。

 

SS4Mを用いて、投入された全てのデータの形状を読み取り、形状を基にAIが自動的に分類を行います。

カンタンに「同一形状が他部品として存在している部品」や「似ている形状が複数ある部品」をピックアップすることが可能です。

 

・永続的なコスト削減

 

いままで別部品として設計製造していた重複部品を見つけ出し、標準化することで多くの製造コスト、管理維持コストを削減できます。

 

・すぐにはじめられる独立した設

 

SS4Mは、PDM/PLMやCADシステムとの依存関係はありません。3D CADファイルさえ準備すれば、自動で類似形状検索データベースを構築し、形状による分類がすぐに実現します。

利用目的・効果

(1) 部品の流用設計・部品の再利用

部品の新規作成は高コストです。設計のみならず後工程でより大きなコストが発生します。部品の流用設計、再利用の促進は大幅なコスト削減を可能にします。

 

(2) 工程設計の流用

工程設計は、素材や形状に合わせた工具や加工条件の選定、CAD/CAMの知識などを必要としますが、同一または類似した形状を参照することにより、過去の製造ノウハウを活用し工期短縮、品質向上を可能にします。

 

(3) 見積作業の効率化

過去に受注実績のある類似形状部品の加工情報・価格情報を検索することにより、少ない労力で迅速に見積提示することが可能です。

 

機能詳細

(1) 検索方法

SS4Mには2種類の検索方法が用意されています。1つ目は類似形状DBに登録済の3Dモデルを指定して検索する方法です。2つ目はCADファイルを直接指定して検索する方法です。いずれの方法でも、登録済の属性情報や製品サイズ(画像変換時に自動取得)を指定して検索結果を絞り込むことも可能です。

 

(2) 検索結果表示

検索を実行すると類似度順に検索結果の一覧が表示されます。個々のモデル表示ボタンをクリックすると3Dビューワにより形状の確認をすることが出来ます。検索結果の総件数(類似度の上位30件など)や1ページあたりに表示する件数は設定で変更できます。また、検索結果を登録済の属性でフィルター表示することが出来ます。

 

(3) 属性情報の取り込み

CSV形式の属性情報ファイルを本システムに取り込み、個々の3Dデータと紐づけ管理することができます。属性名称(例:顧客名、加工機、CAD/CAM、材料、納期、コスト、外注先 etc.)はユーザが自由に設定することが出来ます。

 

(4) 3D形状比較

検索結果一覧から選択した3Dモデルを重ね合わせて詳細に比較する機能です。結果を3D PDFで出力します。

 

部品1
部品1
部品2
部品2
部品1と部品2を重ね合わせた3Dモデル。緑の部分が部品1にのみある形状、青の部分は部品2にのみある形状です。上記画像をクリックするとを3D PDFファイルがダウンロードできます。
部品1と部品2を重ね合わせた3Dモデル。緑の部分が部品1にのみある形状、青の部分は部品2にのみある形状です。上記画像をクリックするとを3D PDFファイルがダウンロードできます。

(5) 類似形状検索データベースの構築

多くの場合、導入時のデータベース構築には数百から数千以上のCADファイルを投入することになりますが、作業は簡単です。CADファイル投入用に設定したフォルダ(ユーザが設定できます)にCADファイル群をコピーして、ジョブスケジュール機能により起動時間を設定するだけです。ジョブスケジュール機能は、時間指定、日次、週次の起動スケジュール設定が出来ます。その後次の作業がプログラムにより順次行われます。

① 多視点画像作成

② 検索結果表示用サムネイル画像作成

③ 製品サイズ取得

④ 3Dモデル表示用ファイル作成

⑤ 多視点画像による形状特徴量学習

⑥ 類似形状検索データベース構築

 

一旦構築されたデータベースに3Dデータを追加したい場合は、追加登録機能を使って、上記と同様にフォルダにCADファイルをコピーしてスケジュール設定するだけです。

 

(6) 取込み可能な3D CADファイル

以下の表のファイルフォーマットから類似形状検索データベースが構築可能です。パートファイルのみならずアセンブリ形式のファイルにも対応しています。

標準フォーマット

フォーマット バージョン
 STEP   AP 203 E1/E2, AP 214, AP 242
 JT  10.2 まで
 Parasolid  31 まで
 IGES  5.1, 5.2, 5.3
 STL  全てのバージョン
 3D PDF

 全てのバージョン

 ACIS

 2018.1(R28)まで

ネイティブフォーマット

フォーマット バージョン
CATIA V4  4.2.4まで
 CATIA V5  V5-6R2018まで
 NX  NX12 まで
 Creo  Parametric 5.0まで
 SolidWorks  2019 まで
 Inventor  2019 まで