※日本でも配布が開始されましたAcrobat Pro DC 64bit版には、Tetra4D Enrich 2022から対応しました。

  (2023年1月:Acrobt DC 64bit版には、3D PDFが使用する「DirectX」が非搭載でしたがバージョン22.003.20310より搭載されました。)




| 驚くほど簡単にインタラクティブな3D PDFドキュメントを作成できるツール

 

Tetra4D Enrich は、Adobe Acrobat Pro のプラグインソフトウェアとして動作し、簡単なマウス操作のみで、部品表の作成、部品表と3Dモデルの連携、パーツへの属性情報の追加などが行える3D PDFのための編集ツールです。

 

Tetra4D Enrich の特徴

  • 3Dモデルと2D情報が連携して動作するPDFを作成
  • 誰でも簡単にマウスのみで操作できる編集ツール
  • 3DCADファイルのPDF変換機能を備える(Tetra4D Converterを内蔵)
  • Acrobat Pro のプラグインソフトとして動作
  • 作成したコンテンツは3Dデータを置換えて再利用可能(テンプレート機能)

 

 


|3Dデータ追加

 

 Tetra4D Converterの3D CAD変換機能により、CATIA, NX, Creo, SolidWorks などのネイティブ3D CADファイルを読込、ユーザが指定した3D領域に取り込みます。

 

|カルーセル追加

 

 カルーセルとは画像などのコンテンツを横に並べてスライドさせる表示形式のことです。3D CADファイルから取り込んだビューからポスター画像を自動生成してユーザが指定したカルーセル領域に並べて表示します。ポスター画像をマウスクリックすると3Dデータのビューが切り替わります。

 

|部品表追加

 

 ユーザが指定した領域に、3Dデータのモデルツリーのノード名から自動的に部品表を作成します。階層がフラットな部品表、または階層的な部品表を作成します。作成した部品表に列を追加して、3D CADの属性を追加表示することも可能です。

 部品表が作成されると、パーツ名と対応する3D形状が自動的に紐づけられます。パーツ名を選択すると3D形状がハイライト(または単独表示)、3D形状を選択すると部品表の対象行がハイライトします。

 CADの製品構成から作成するパーツリストではなく、MBOMベースのパーツリストを作成したい場合など、エクセルなどで作成したパーツリストをCSV形式で取り込みます。リストの先頭列にCAD構成に含まれるパーツ名やCAD属性に含まれるパーツ番号などを配置することにより3Dモデルとリストを自動で紐付けします。

 

|外部属性追加

 

 3D CADに含まれていないERPなどで管理されている属性(サプライヤーや価格など)を読み込むことが出来ます。読み込んだ属性は、部品表の追加列に表示したり、パーツ名の選択と連動して属性表示領域に表示したりすることが可能です。

 

|パーツ検索

 

 3Dモデルからパーツを検索するための検索ボックスを追加することが出来ます。パーツ名またはパーツの属性値に含まれるキーワードを入力することにより、3Dモデル内の該当パーツがハイライトまたは単独表示されます。

 

|操作ボタンへのアクション追加

 

 ホーム、回転、パン、画面フィット、選択パーツへのフィット、レンダリングモード切替など、よく使うツールをPDF上のボタン画像に割り付けることが出来ます。

 

|3Dモデルの入替

 

 一度作成したレイアウトや表示設定をテンプレートとして繰り返し使用することが可能です。3Dの置き換え機能により、3Dモデルを入れ替えるだけで、3Dドキュメントが完成します。

 

|3Dパーツの移動 

 

 移動機能では、パーツの位置を変更することが可能です。移動は3Dモデル上でハンドルをドラッグすることで行います。この機能はアセンブリの構造の説明や、分解図を作成するのに活用できます。