よくあるご質問(FAQ)

3D PDF 全般

Q1. 今までアドビシステムズが提供していたのでは?

A1. アドビシステムズの3Dテクノロジーは、2010年に米国のTech Soft 3D社に事業譲渡されました。スマートスケープとTechSoft3D社は長年パートナー関係にあり、この事業譲渡を機にTechSoft 3D社の技術をもとにそれぞれの製品開発をすすめるTetra4D社(現在はTechSoft3D社)とPROSTEP社と販売パートナー契約を締結しました。 スマートスケープは上記3社と密に連携して、3D PDF製品と関連製品の販売・サポートを行っています。

Q2. どんなフォーマット?

A2. PDFは、ISO32000-1 で国際標準規格として規定されており、3D部分についてはPDF/E (ISO IS 24517-1:2008)として標準化された仕様です。将来の仕様拡張については「3D PDFコンソーシアム」が各業界のニーズを集約して標準化活動を進めています。

Q3. 3D PDFにした後も計測はできる?

A3. バージョンXI (11) 以降の Adobe Reader で標準で計測が出来ます。但し、ポリゴン計測のため精度は高くありません。また変換設定により変わります。

Q4. Adobe Readerで計測することを制限出来ますか?

A4. Acrobat Proのセキュリティ設定により、PDFファイル単位で計測を制限することが出来ます。

Q5. ファイルオープンの期限付きPDFを作成できますか?

A5. 期限付きPDFを作成するには、Adobe LiveCycle Rights Management のようなDRMソフトウェアの導入が必要になります。

Q6. iOS、Android版のAdobe Readerで表示することは出来ますか?

A6. iOS、Android版のAdobe Readerは3D表示機能が搭載されていません。これらのデバイスで3D PDFを表示するには、TechSoft3D社が提供するiOS、Androidアプリの3D PDF Readerをご利用ください。

Tetra4D Converter 関連

Q1. Tetra4D Converter と Tetra4D Converter Bundle の違いは?

A1. Tetra4D Converter Bundle は、最新の Adobe Acrobat Proと Tetra4D Converterのセット商品です。

Q2. メンテナンス&サポートは必須?

A2. 初年度は必須です。(初年度はライセンス価格に含まれています。) 次年度以降は任意ですがソフトウェアは継続してお使いいただけます。※但し、PCの入れ替えやHDDの交換など、ライセンスの移動または認証のリセットが必要な場合はメンテナンス&サポートのご加入者のみ対応となりますので、予めご了承ください。メンテナンス&サポートでは、ソフトウェアのアップデート権(主に対応CADフォーマットのアップデート)とメールによる技術問い合わせ対応をいたします。

Q3. Adobe Acrobatが無いと動かない?

A3. Tetra4D Converterは Acrobat Pro のプラグインですので、Acrobat Proが必ず必要です。Tetra4D Converterは、Acrobat 9 Pro Extendedの3D機能が切り出されて最新のAcrobat Pro用プラグインとしてTechSoft3Dが販売しています。日本では弊社(スマートスケープ)がTechSoft3D社と販売代理店契約を結んでいます。

Q4. Acrobat X以前のものを持っているが使える?

A4. Tetra4D Converterは、Acrobat Pro DC または Acrobat Pro 2020が必要です。(Adobe社のサポートが終了したバージョンはサポート対象外)

Q5. Acrobat 9 Pro Extendedと同じ機能?

A5. Acrobat9 Pro Extendedの3Dモデルのキャプチャ、地図情報PDF 、オフィス製品への埋め込みを除く3D機能がTetra4D Converterに引き継がれています。

Q6. 新しいCADフォーマットへの追従は?

A6. 年2-3回のペースで最新のCADフォーマットへの対応を順次行っています。

Q7. 3DデータをPDFに変換するとどのくらい圧縮されるの?

A7. データや変換の設定にもよりますが、およそ90%以上の圧縮率、つまり10%以下まで圧縮することも可能です。

Q8. Tetra4D Converterを購入すれば、Tetra4D Reviewer も使える?

A8. Tetra4D Converterを購入すると、Tetra4D Reviewerも無償で提供されます。Tetra4D ReviewerはAdobe Systemsに買収されたTTF社が開発したかつてのProject Reviewerです。(別途、ダウンロードインストールが必要です)

Q9. TechSoft3D社(Tetra4D)から購入したが、サポートはしてもらえる?

A9. 弊社から「メンテナンス&サポート」を購入されたお客様にのみ日本語でサポートさせていただいております。

Q10. 納品形態は?

A10. メールにご契約内容を記載する形での納品となります。 納期はご注文日またはご入金確認後、5営業日とさせていただきます。

Q11. 購入後、パソコンを買い換えるなどの理由でライセンスを移動はできるか?

A11. ライセンス移動は可能です。弊社で手続きをしますので、購入時にご案内するサポートサービスの窓口までお問い合わせください。尚、ライセンスの移動はメンテナンス&サポートの対象となります。サポート契約期間の切れたお客様はご利用になれませんのでご注意ください。

Q12. フローティングライセンスはあるの?

A12. フローティングライセンスはありません。パソコン固定のノードロックライセンスのみとなり、ご利用台数、ご利用者様分のライセンスが必要です。フローティングライセンスをご希望の場合、3DViewStationをご検討ください。

Q13. 突然、認証を求められました。どうすればよいですか?

A13. エクスプローラで、C:\Program Files (x86)\Tetra4D License Manager v2フォルダー内の「RegistrationUtility.exe」を選択し、
ライセンスマネージャーを起動させます。
ライセンスマネージャーのStatusが「Unlimited」になっていれば、ライセンス認証は完了した状態です。
この場合、Acrobat Proのアップデート(セキュリティ強化)で保護モードの設定が影響している可能性がございます。
Acrobat Proを起動する際にTetra4Dが認証状態を確認するのですが、セキュリティで妨げられてしまい 認証情報が
確認ができない状況になってしまったのです。
※この問題が発生している場合、Acrobat ProのTetra4D Converterタブからライセンスマネージャーが  
起動できないことがございますので、 必ず、エクスプローラーから立ち上げて下さい。
Acrobatの保護モードの設定は、セキュリティに関わる機能ですので解除等を試される場合には、
設定の変更の前に必ずアドビシステムズ社様のヘルプセンターへお問い合わせいただき、
設定変更によるセキュリティの影響など、ご確認の上で設定の変更をご判断ください。

Adobe HP: https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/protected-mode-troubleshooting-reader.html
     https://helpx.adobe.com/jp/reader/using/protected-mode-windows.html
[アドビシステムズ社ヘルプセンター]
     https://helpx.adobe.com/jp/support.html
     ※上記ページの右下のチャットアイコンを押下し、ご自身のAdobe IDでログインすると  問合せ可能な状態となります。
     ※ご自身のAdobe IDが分からない場合、「ログインでお困りですか」を押下してください。
     ※利用可能時間:9:30 - 17:30 (土日祝および指定休業日を除く)

3D PDF for Autodesk 関連

Q1. Autodesk Revit や Navisworks が必要なの?

A1. はい、必要です。例えば Revit がインストールされているPCに3D PDF for Revit をインストールするとアドインメニューの中に、PDF Export というメニューが作成されます。

Q2. サブスクリプション以外に永久ライセンスはないの?

A2. 1年間のサブスクリプションのみとなります。

Q3. サブスクリプションの契約期間が終了するとソフトは使えなくなるの?

A3. 契約期間が終了すると利用できなくなります。

Q4. テクスチャーに対応してる?

A4. 3D PDF for Revitはテクスチャーに対応しています。3D PDF for Navisworksは対応していません。 地形モデルに航空写真を貼付けたモデルを3D PDFへ変換されたい場合は、3dsMaxからFBXなどへ書出してTetra4D Converterで変換が可能です。

Q5. フローティングライセンスはあるの?

A5. フローティングライセンスはありません。ご利用されるPC、ご利用人数分のライセンスが必要です。

Q6. 表示されているモデル要素はすべて変換される?

A6. 3D PDF for Revitと3D PDF for Navisworksは、変換の際にAUTODESK社のDWFというファイルフォーマットに書き出して、DWFを3D PDFへ変換を行います。このDWFフォーマットに書き出せるモデル要素であれば3D PDFへ変換が可能です。

Q7. 点群の変換には対応しているの?

A7. 点群の変換に対応した製品はSmart Converter for AECになります。